試合名称 | ワールドカップ ブラジル大会 3次予選 |
場所 | 愛知 豊田スタジアム |
監督 | アルベルト・ザッケローニ(イタリア) |
スコア(左が日本) | 0-1 |
得点者 | なし |
選手交代 | 藤本淳吾 ⇒ 乾貴士(59分) ハーフナー・マイク ⇒ 李忠成(65分) 長友佑都 ⇒ 駒野友一(84分) |
日本とウズベキスタン、ともに3次予選突破を決めているが、日本は最終予選のシード権の問題があり、絶対に勝たなければならない試合であった。
日本代表のザッケローニ監督は、負傷でコンディションが懸念されている香川真司を含む海外組の主力をを招集した。中でもイングランド・プレミアリーグのボルトンで注目を集めている宮市亮(19歳)も招集された。
日本代表のスターティングメンバーは現時点のベストメンバーが選ばれ、フォーメーションは4-2-3-1であった。注目すべきは、トップ下にアイスランド戦で安定感を見せた中村憲剛ではなく、香川真司を選んだことである。 その理由をザッケローニ監督は、「トップ下のポジションに香川を使うことで、岡崎慎司を得意な左に置くことができたし、相手の戦い方を分析して、バイタルエリアで香川が前を向いたら、ウチのチャンスになると思った。」と述べている。
一方のウズベキスタンは、主力5人が出場停止などでスタメンを外れ、1.5軍と言ってもよいメンバーであった。
もかかわらず、試合はホームで0-1の敗戦となった。日本代表は個々の選手で多くのミスが目立った。パスが数十センチから1メートルほどずれたり、トラップが大きかったりというのが多発した。
その中でも私が最も懸念したのが、キャプテンの長谷部誠と内田篤人である。2人は現在、ブンデスリーガでも出場が限られている。パフォーマンスが悪いからブンデスリーガで試合に出れないこともあるのだろうが、試合に出ないから更にパフォーマンスが落ちているとも見受けられた。
ウズベキスタンのパフォーマンスは、もちろん称賛されるべきであるが、ベストメンバーでのぞんだ日本代表のパフォーマンスには、今度の最終予選で不安が残る。